|1|2|3|4|5|6|7|8|



石塚隆則

「夫婦岩」6.25(FRI)〜9.02(THU)


Reception Party: 2010.6.25(Fri) 19:00〜21:00


石塚隆則の作る、愛らしくも奇妙でもある木彫動物は、森や樹々に宿る精霊がビジュアライズされたかたちです。彼らは森という薄暗くひんやりとした、都市に生きる我々には別世界となった場所からこちらを見つめています。その佇まいは私達の中に本能的に存在する歴史や、宇宙的な時間の感覚を刺激します。本展では、現在の作家自身の体験や心情に基づくインスタレーション作品「夫婦岩」を発表します。どうぞこの機会にご高覧くださいますようお願い申し上げます。
ディレクター 戸塚憲太郎


【作家コメント】
 この夏、僕は父親になる。今まで作品のことを自分の「子供」だと思ってきた。しかし今度は人間の子供が生まれる。その知らせを聞いたときに、少し戸惑ったけれど、とてもうれしいし、改めて妻が愛しいと思った。世界中にいる60億人の中にいてくれたたった一人の僕の妻。
 そしてもう一つ、自分の父と母を思った。さらにおじいちゃんとおばあちゃんを思った。父方と母方がいるから4人だ。さらにそのひいおじいちゃんとひいおばあちゃんを思った。それぞれにいるから8人である。そうしてどんどん考えていくと、今、自分がここにいることは、多くの祖先の存在があり、それに対しての畏怖の念がふつふつと湧きあがってきた。

 そもそも僕の作品の根底には、祖霊信仰の気持ちがあり、その考え方が根幹をなしている。すべてのものに命があり、『→森→山→岩→石→樹→』=精霊というような図式がいつも頭の中にある。僕の彫刻作品の中に現れてくる動物の毛並みは、いわば精霊の気の流れでもあるし、 精霊は動物の姿で現れてくると信じているからだ。
 精霊はものでもあるし、ことでもある。良い面と悪い面も表裏一体だ。なぜなら見る側の立場によって視点が違うからだ。しかし、その絆は尊いため断ち切ることが出来ない。森の生き物、山の木々、生き物のような岩、転がる石、そして人間。それらにも脈々とした歴史があり、絆があり、そこに存在するための流れがある。
 そんなことを考えていたら、夫婦岩が浮かんだ。夫婦岩は岩だけれど、夫婦であるし、仲のよい岩で、人間が生まれるずっと前から夫婦岩だったはずだ。擬人化してみたら、ぐっと愛おしくなった。僕は自分の作品が愛おしい。
そして生まれてくる子供が愛おしい。そして妻が愛おしい。さらに父が、母が、おじいちゃんとおばあちゃんが、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんが愛おしい。そして夫婦岩が愛おしくてならない。僕はこの愛おしい夫婦岩を大都会に置きたいのだ。
石塚 隆則

石塚 隆則 Takanori Ishizuka
1970年 神奈川県生まれ

個展:
2009 「山口裕美プレゼンツ;石塚隆則「霊獣」展」nca I nichido contemporary art、
     東京
2006 「毳モノ~ケモノ」DISCO、横浜
2005 「タベルちゃん」リトルモア・ギャラリー、東京
2005 「Wa☆ショイ!」マキイマサル・ファインアーツ、東京
2004 「Landscape of White Lovers~恋人たちのいる風景」
     ラフォーレ原宿BARROWGANG、東京

グループ展:
2006 「magical art life –あるコレクターの世界」トーキョーワンダーサイト渋谷
2005 「大KATHY展」リトルモア・ギャラリー、東京
2004 「カフェ・イン・水戸2004」水戸芸術館及び水戸市立博物館など

主な掲載書籍 / 記事:
「Warriors of Art」山口裕美著(講談社インターナショナル)
「The Power of Japanese Contemporary Art」山口裕美著(アスキー)
「美術手帖」2005年5月号など


ANTE VOJNOVIC
「二つの椅子の狭間で」4.23[FRI]〜5.20[THU]
日常見慣れたものを独特の視点で再構築するアンテ・ヴォジュノヴィック。 今回は<椅子>をテーマにした立体作品を前半、後半で2作品展示します。 「目で聞いて、耳で見てください」

[アーティストコメント]
人生においての理想は、どちらかに決めない事だ。
常にそうしておけば失望する事はない。
「二つの椅子の間に尻を置く」とは
「どちらかに決めない」というフランス独特のフレーズ

作品創りには、分析的な手法ではなく、直観で取り組む。
私の中に何かが現れた時、ある響きを感じた時、自分の感覚を信じる。
自信を持ち、突き詰め、精神集中することによって、その構想は大いに形而上へと
高められ、芸術が生まれるのだと思う。より具体的に言えば、私は何もしない。 
無理を強いない。 目を見開いたまま、この世の中とかかわるように努める。
すべてが活用可能だ。 椅子やテーブルは、私を魅了する力を秘めている。
更に彫刻的に、そして無機能に、と以前からずっと思い描いていた。
そしてある朝、アトリエに下りて、その制作に取りかかるのだ。

アンテ・ヴォジュノヴィック ANTE VOJNOVIC
フランス生まれ。1975年よりクリエーションの世界へ。ヨーロッパ、アメリカで
多くの個展を開催し、1997年よりアッシュ・ペー・フランス株式会社の招聘で
日本に在住。



|1|2|3|4|5|6|7|8|



ANTE VOJNOVIC
「TANGO VARIATIONS」3.26[FRI]〜4.22[THU]
「二つの椅子の狭間で」4.23[FRI]〜5.20[THU]

Reception Party: 2010.3.26(Fri)19:00〜21:00


日常見慣れたものを独特の視点で再構築するアンテ・ヴォジュノヴィック。
今回は<椅子>をテーマにした立体作品を前半、後半で2作品展示します。
「目で聞いて、耳で見てください」

[アーティストコメント]
私は、存在しないものを常に見つめている。創作は、私の生き方であり、
別世界を築く手段となっている。この世の中とは距離をおき、規準を拒絶し、
別世界を求める。 将来性や経歴の概念に縛られず、見た目の一貫性に
こだわらず、ひたすら我が道を行く。 先入観もなく、しがらみもなく、
今の一瞬をとらえる。

作品創りには、分析的な手法ではなく、直観で取り組む。
私の中に何かが現れた時、ある響きを感じた時、自分の感覚を信じる。
自信を持ち、突き詰め、精神集中することによって、その構想は大いに形而上へと
高められ、芸術が生まれるのだと思う。より具体的に言えば、私は何もしない。 
無理を強いない。 目を見開いたまま、この世の中とかかわるように努める。
すべてが活用可能だ。 椅子やテーブルは、私を魅了する力を秘めている。
更に彫刻的に、そして無機能に、と以前からずっと思い描いていた。
そしてある朝、アトリエに下りて、その制作に取りかかるのだ。

アンテ・ヴォジュノヴィック ANTE VOJNOVIC
フランス生まれ。1975年よりクリエーションの世界へ。ヨーロッパ、アメリカで
多くの個展を開催し、1997年よりアッシュ・ペー・フランス株式会社の招聘で
日本に在住。




|1|2|3|4|5|6|

太湯雅晴「Dream of the Electric Animals」
2010.2.5.[FRI]~2010.3.25.[SUN]
Reception Party: 2010. 2.5.[FRI] 19:00~21:00



主にデジタルツールを使用し、日常生活に欠かせない貨幣やデジタルという存在そのものをテーマに作品を制作している太湯雅晴の新作展を開催。
今回、インターネットで収集した野生動物や希少動物、絶滅動物の画像をデジタルツールで描画した作品を発表する。
有限の生命である動物たちを、無限に複製が可能なデジタルツールで描くことで価値や存在の認識を表現する。

主な個展
2007 LOCKER GALLERY at TOKYO NATIONAL MUSEUM
(東京国立博物館 本館1Fコインロッカー、東京)
Ouroboros(ギャラリー銀座芸術研究所、東京)
2006 「知らんと欲するすべてに広く告げる
これなる紙片は千クローネの価値あるものなり。
その確かなる担保として保証されるは
皇帝御領に広く埋蔵されたる無限の財宝なり。
いまや豊かなる宝が即座に掘り出され
本紙片と兌換さるべく事は準備されたり」『ファウスト』J.W.ゲーテ
(ガーディアン・ガーデン、東京)
主なグループ展
2010 The Postershop(hpgrp GALLERY 東京、東京)
DANDANS at No Man's Land(旧フランス大使館 No Man's Land、東京)
2009 In Battle, There is No Law(galeria de muerte、東京)
青参道アートフェア(青山、東京)
2008 「0 × 100 = 」(galeria de muerte、東京)
The House(日本ホームズ住宅展示場、東京)
黄金町バザール(黄金町、横浜)
2007 「金庫室のゲルトシャイサー」展(旧日本銀行広島支店、広島)
「LE MONDE DE COCO」展(銀座CHANEL本店 NEXUS HALL、東京)
東京芸術大学 創立120周年記念「自画像の証言」展(東京藝術大学大学美術館陳列館)
2006 平成17年度[第9回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展(東京都写真美術館、東京)