Adela leibowitz/Rene lynch/Margaret murphy
“American Woman: new feminism”
アメリカ人女性画家による「少女と女性」観の描写Adela leibowitz (アデラ・リボウィッツ)/Rene lynch (レネ・リンチ)/
Margaret murphy(マーガレット・マーフィー)
2007.8.9(thu)〜2007.9.9(sun)
現在ニューヨークで注目されている3人の女性アーティスト、アデラ・リボウィッツ、レネ・リンチ、マーガレット・マーフィーによる「女性」をテーマとしたグループ展、「American Woman: new feminism」の開催をご案内致します。 フェミニズムという言葉とリンクさせやすい本展のテーマですが、3人が捉えようとしているものは、女性の権利、同性愛、妊娠中絶、ドメスティックバイオレンスといった文化的な性差別や懐古的な女性概念による束縛からの開放ではありません。3人の作品は、女性という生き物としての無我の自由と未来を想像させると同時に、理由の見えない破滅の空気感をも内包しています。 リボウィッツは描写する人物の感情を取り除くことで、生と死の狭間を完成させています。それは海底で孤独に、最小限のエネルギーだけを使い、何万年もの間進化を繰り返しながら、それでも絶滅を待ち続けている深海魚のような矛盾性を抱えています。 リンチは、世の中のしがらみや不安等とは無縁の世界で、無動作の中にも何処か純白な優しさを感じさせる少女を描きます。突然非現実的な夢の中へ放り込まれ、森の中へ迷い込んだ少女達が独創的なファンタジーを作り上げます。 女性の後ろ姿を描写するマーフィーは、見せる側と見られる側という二つの観点の融合を試みています。既存の価値観やルール、文化とは切り離し、女性の偶像的な強さ、優しさ、悲しさを表現しています。 独自の表現方法を追求する3人は、異教徒の妖精とも考えられます。作品を通じ、それぞれの妖精達がそれぞれの儀式の中で「女性」というものを生み出そうとしています。それは単に彼女達のおとぎ話かもしれません。しかし、人々は遥か昔からおとぎ話を創り続けてきました。それはほとんどの人がおとぎ話を必要としているということに他なりませんが、おそらく、おとぎ話が自由と未来とで創られているものだから語り続けられてきたのでしょう。
キュレイション:hpgrp GALLERY NEW YORK ディレクター 山谷周平
オープニングレセプション:8月10日(金) 19:00-21:00
"American Woman: new feminism", a Group Exhibition by three female artists, Adela Leibowitz, Rene Lynch and Margaret Murphy from New York. A new feminism they are representing here is not of a liberation from old cultural sexism as such women's right, gay/lesbian, abortion or domestic violence, but it represents the image of selfless liberalism and futurity, and also contains ominous air of doomsday. For their original style, they can be regarded as pagan fairies. The fairies represent visions of feminism through their creative ritual. They are perhaps just fairy tales which has been handed down from ancient time, and in fact people always needed them. May be it is because they tells about the liberty and the future. Curated by : Shuhei Yamatani, director of hpgrp GALLERY NEW YORK Opening reception : Aug 10th (Fri) 7:00pm-9:00pm Cosmos international, INC.
